出版社内容情報
技術としての非指示的アプローチから心理臨床家の態度としてのクライアント中心療法へ。ロジャーズ中期の代表作Client-Centered Therapy(1951)の全訳。心理学の第三勢力とされる人間性心理学を代表する理論家としての地位を確立した。―理論家ロジャーズの姿を伝える主要著作集の第二弾。
目次
第1部 クライアント中心療法の現在(クライアント中心療法の発展的特質;カウンセラーの態度とオリエンテーション;クライアントにより体験される心理療法の関係;心理療法の過程;他の見地より提起される三つの質問―転移・診断・適用)
第2部 クライアント中心療法の応用(学生中心の授業;カウンセラーおよび心理療法家の訓練)
第3部 心理学理論に向けて(人格と行動についての理論)
著者等紹介
保坂亨[ホサカトオル]
1956年東京都に生まれる。1983年東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻第1種博士課程中退。東京大学学生相談所相談員。1989年千葉大学教育学部講師。1992年千葉大学教育学部助教授。千葉大学教育学部附属教育実践総合センター教授、博士(教育学)
諸富祥彦[モロトミヨシヒコ]
1963年福岡県に生まれる。1992年筑波大学大学院博士課程教育学研究科修了。1993年千葉大学教育学部講師。1995年千葉大学教育学部助教授。2004年明治大学文学部助教授、博士(教育学)
末武康弘[スエタケヤスヒロ]
1959年長崎県に生まれる。1989年筑波大学大学院博士課程教育学研究科満期退学。女子美術大学芸術学部専任講師、1991年より助教授。1992年明治学院大学文学部専任講師、1993年より助教授。1996年法政大学文学部助教授。2001年法政大学現代福祉学部助教授。2002年法政大学大学院人間社会研究科臨床心理学専攻助教授を兼務。法政大学現代福祉学部・大学院人間社会研究科教授
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n.s.
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