芸術療法実践講座
コラージュ療法・造形療法

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  • サイズ A5判/ページ数 165p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784753304141
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3311

出版社内容情報

日本のコラージュ療法は、アメリカをはじめ諸外国の影響をほとんどうけておらず、よい意味でも悪い意味でも日本で生まれ育ったやり方で16年が経過したことを踏まえ、さまざまの分野から、多数のコラージュ療法研究者が検討を重ねてきた過程の一部を本書で一覧できる。

目次

序文
はじめに
1章 精神科臨床におけるコラージュ療法(臨床技法―「大コラージュ・ボックス法」について;「構成法としてのコラージュ」と統合失調症者のコラージュ表現の特徴;事例呈示―精神科臨床におけるコラージュ療法の実際;おわりに―コラージュ表現の治療的意義について)
2章 ブロック技法を介した場面緘黙児の精神療法過程(事例;非言語的精神療法過程の経過;考察)
3章 開業心理臨床におけるコラージュ療法―境界例の一事例を中心に(コラージュ技法の再考;事例;考察)
4章 精神科作業療法・デイケアにおける造形活動(造形クラブの概要;造形クラブの活動空間と環境;造形活動の具体的な方法と留意点;造形活動における視点)
5章 デイケア・作業療法におけるコラージュ療法―集団で行なうコラージュ療法の有益性と注意点(デイケアの概要;集団で行なうコラージュ療法の中でみられた強迫神経症者のコラージュ作品とその変化;考察)
6章 非行臨床におけるコラージュ法の実践(非行臨床におけるコラージュ法;非行臨床におけるコラージュ法の魅力;実施上の留意点;解釈コメント;非行臨床におけるコラージュ法の応用;矯正施設でのコラージュ法の適用;非行イメージを扱う)
7章 思春期相談におけるコラージュ療法―女子不登校生徒を対象として(適応指導教室におけるコラージュ療法の実際;事例呈示;コラージュ療法の役割)
日本のコラージュ療法に関する文献

著者等紹介

高江洲義英[タカエスヨシヒデ]
医療法人和泉会いずみ病院

入江茂[イリエシゲル]
入江クリニック(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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