出版社内容情報
前書の後「療法面接」、 「養生」そして「診断面接」の追補と〈コツ三部作〉が私たちにもたらされた。 「発想はほどなく消えてもとの海が「航跡」の含意」として、著者が臨床の現場で想いためてきた「受け継いでゆく連鎖」続編。
目次
第7部 実務と指導の日々(一八八八‐九五)(治療法としての芸術療法の位置;精神療法 神経症;サイコロジストの開業をめぐって ほか)
第8部 還暦(一九九六‐二〇〇一)(オウムと精神療法を対比する;書評『フォーカシング事始め』;コトバ・イメージ・実体験 ほか)
第9部 蝶のように(二〇〇二‐二〇〇三)(書評『心理療法の基本』;書評『響きの器』;書評『サバイバーと心の回復力』 ほか)
著者等紹介
神田橋条治[カンダバシジョウジ]
1937年鹿児島県に生まれる。1961年九州大学医学部卒業。1971~72年モーズレー病院ならびにタビストックに留学。1962~84年九州大学医学部精神神経科、精神分析療法専攻。現在、鹿児島市伊敷病院
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