出版社内容情報
《内容》 ● 近年注目を集めている活性型ビタミンD静注療法。その臨床効果を、カルシトリオール製剤に焦点をあて、わかりやすく解説。
● 透析医療従事者のみならず、すべての臨床医に役立つ一冊。
《目次》
総説
〈1〉 二次性副甲状腺機能亢進症の発症機序
〈2〉 二次性副甲状腺機能亢進症に対するビタミンD静注療法
症例
1.安全性
〈1〉 ROC経口→OCT注→ROC注と処方変更し、PTHを下げることができた症例
〈2〉 ROC投与によりPTHが減少するも、Ca上昇のため、投与量の設定に慎重を要した症例
〈3〉 ロカルトロール注に良く反応するも、減量後リバウンドがあり、投与量を戻し、更に倍増して、やっと初回のような反応がみられた症例
2.骨代謝マーカー
〈4〉 静注用カルシトリオール投与によりPTHの抑制はないが、BAPは順調に低下した症例
3.著効例
〈5〉 経皮的エタノール注入療法後にカルシトリオール静注療法が有効になった症例
〈6〉 ROC注増量でPTH良好にコントロールするも、Ca上昇例
〈7〉 週2回ROC注投与増量でPTH減少例
〈8〉 OCT注からROC注に切り替え後、PTHを良好に維持できるようになった一例
4.投与法の工夫
〈9〉 ROC注処方をこまめに変更したことで、長期コントロールが可能であった症例
〈10〉 ROC注処方で、Ca×P値を上げずに低PTHを維持できた症例
〈11〉 カルシトリオール注投与回数を漸減し、PTHを良好に維持できている症例
〈12〉 ROC注処方変更(増量)し、PTH減少、週1回投与で再上昇するも週2回で、低値で維持した症例
5.無効例
〈13〉 ROC注投与するもPTH低下傾向は見られず、高Ca血症に伴う副作用が出現した例
〈14〉 OCT注からROC注に切り替えるも、効果のなかった症例
内容説明
本書は、ビタミンD静注療法の基本となる活性型ビタミンD3その物であるカルシトリオール製剤の臨床効果と限界を、端的に示し得る症例を中心にまとめられている。
目次
1 総説(二次性副甲状腺機能亢進症の発症機序;二次性副甲状腺機能亢進症に対するビタミンD静注療法)
2 症例(安全性;骨代謝マーカー;著効例;投与法の工夫;無効例)
著者等紹介
平井久丸[ヒライヒサマル]
東京大学大学院医学系研究科血液・腫瘍病態学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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