内容説明
本書は、エストロゲン受容体を介する作用の発現機序に関する最新の研究成績を整理するとともに、SERMの臨床効果とその作用機序に関する知見を我が国における第一線の研究者の手でまとめたものである。
目次
エストロゲンの作用と作用機序(エストロゲン受容体を介する転写調節;エストロゲン受容体の種類と組織分布;エストロゲンの標的遺伝子―エストロゲン作用を総体的にみるために;エストロゲン受容体のリガンド結合構造とアゴニスト/アンタゴニスト活性;エストロゲンの各組織での生理作用 ほか)
SERMの基礎と臨床(SERMの各種組織での作用;SERMの作用機序;SERMの乳癌への効果―治療から予防へ;SERMの骨粗鬆症への効果;SERMのその他の臓器への効果 ほか)
著者等紹介
加藤茂明[カトウシゲアキ]
東京大学分子細胞生物学研究所分子系統研究分野教授
松本俊夫[マツモトトシオ]
徳島大学医学部第1内科教授
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