内容説明
本書は、今日のインフルエンザの学問の進歩の解り易い解説書となるよう、また日常の臨床現場での医療者から患者さん方への診断・治療・予防に対するインフォームド・コンセントにあたってのキーワードが数多く盛り込まれている。
目次
1 インフルエンザウイルスの一般常識(インフルエンザウイルス発見の歴史は?;インフルエンザAの特徴―なぜ大流行するのか?;インフルエンザBの特徴―流行はあるのか? ほか)
2 インフルエンザの流行と新型ウイルス(インフルエンザウイルスは世界を旅する―ウイルスの故郷はシベリア?;インフルエンザウイルスはヒト以外の動物に感染するのか―アヒルやブタは発病するか?;新型インフルエンザウイルスのルーツは中国南部? ほか)
3 インフルエンザの臨床(インフルエンザ発症メカニズムの解明;インフルエンザの診断法;インフルエンザへの抗ウイルス薬の使用 ほか)
4 インフルエンザワクチン(現行ワクチンの有用性は?;病院・診療所でのワクチン接種をどうするか?―患者への接種;病院・診療所でのワクチン接種をどうするか?―医療従業者への接種 ほか)
著者等紹介
永武毅[ナガタケツヨシ]
長崎大学熱帯医学研究所感染症予防治療分野教授
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