内容説明
本企画は内科外来で最も多い消化器病について、図表で示したもので、説明のための利便さを最も重視した。消化器の構造、生理より各症候ならびに各疾患の病態、診断、治療までをわかりやすくまとめてある。消化器内科領域でも侵襲的な治療が続々と開発され、臨床応用されてきた。本書では、胃と大腸のポリペクトミー、内視鏡的粘膜切除術、乳頭切開術、胆道ドレナージ、食道静脈瘤の治療などの内視鏡的治療について記載されているが、最もアクシデントの多い領域であり、十分な説明が必要と考えられる。
目次
1 基礎編(消化吸収のしくみ;胃酸分泌のしくみ;悪心・嘔吐、下痢・便秘;ストレスと消化器病;内視鏡治療)
2 疾患編(GERD(胃食道逆流症)
胃・十二指腸潰瘍
慢性炎症性腸疾患
過敏性腸症候群
大腸ポリープ
ウイルス性慢性肝炎
肝硬変症
胆石症、胆のうポリープ
慢性膵炎)