内容説明
G‐CSF、インターロイキン、インターフェロンなど、サイトカイン類を用いた癌治療を、豊富なデータをもとに詳しく解説。サイトカインの血管新生への関与、併用効果など、第一線の専門医が、最新の癌治療法に焦点を当て、意欲的に執筆。
目次
1 BRMの概念とサイトカインの癌治療への役割
2 G‐CSFと癌治療
3 養子免疫療法の癌治療への役割
4 抗腫瘍免疫を誘導するサイトカイン―IL‐12を中心に
5 癌細胞へのサイトカイン遺伝子の導入と抗腫瘍効果
6 インターロイキンの併用による相乗的抗腫瘍効果
7 血管新生へのサイトカインの関与
8 分化誘導療法とサイトカイン
9 インターフェロンとBRM併用による癌治療
10 癌患者の血中サイトカイン値とQOL
11 非特異的免疫賦活化剤とサイトカイン併用による卵巣癌治療