内容説明
「シャルリー・エブド」事件などの国際テロリズムは、アメリカの拡張的な世界戦略の帰結である。この新自由主義的グローバリズムに抗する革新的主体としての「人民」概念の再興を促す論集。
目次
「人民」という語の使用に関する二四の覚え書き
「大衆的(人民の)」と言ったのですか?
われわれ人民―集会の自由についての考察
可感的にする(表象可能な民衆、想像の民衆?;弁証法的イメージの前で目を擦る;覆いを取り去る、ヘテロトピアを可視的にする;接近し、資料を集め、可感的にする)
人民と第三の人民(人民は何に抗して形成されるのか;人種によって/抗して形成される人民;急進的左翼の国家主義への傾倒;いかにしてフランス人たらずしてフランス人であり得るのか)
不在のポピュリズム
著者等紹介
バディウ,アラン[バディウ,アラン] [Badiou,Alain]
1937年生まれ。現代フランスを代表する哲学者、作家。国立高等師範学校フランス現代哲学国際研究センター所長
ブルデュー,ピエール[ブルデュー,ピエール] [Bourdieu,Pierre]
1930‐2002。社会学者。アルジェ大学、国立社会科学高等研究院を経てコレージュ・ド・フランス教授
バトラー,ジュディス[バトラー,ジュディス] [Butler,Judith]
1956年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校。修辞学・比較文学教授。哲学専攻
ディディ=ユベルマン,ジョルジュ[ディディユベルマン,ジョルジュ] [Didi‐Huberman,Georges]
1953年生まれ。美術史家、哲学者。国立社会科学高等研究院准教授
キアリ,サドリ[キアリ,サドリ] [Khiari,Sadri]
1958年生まれ。政治学博士。共和国原住民運動(MIR)の創設者
ランシエール,ジャック[ランシエール,ジャック] [RANCI’ERE,JACQUES]
1940年生まれ。哲学者。パリ第8大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Happy Like a Honeybee
保山ひャン