聖なるものの刻印―科学的合理性はなぜ盲目なのか

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聖なるものの刻印―科学的合理性はなぜ盲目なのか

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  • サイズ B6判/ページ数 343p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784753103188
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0010

内容説明

グローバルに拡張される核エネルギー、IT、バイオ・ナノ・テクノロジー、金融工学などが、発展途上国を巻き込んで資源開発・乱獲に拍車をかけ、地球上の汚染を深刻化して、文明がサタンに誘われた豚の群れのように破滅の淵に突進しようとしている。ディピュイの思考の集大成としての賢明な破局論。

目次

序章 聖なるもののかたち
第1章 アポカリプスを間近に考える―わたしの歩み
第2章 科学、みずからそれと知らない神学
第3章 宗教それは自然なのか超自然なのか
第4章 バビロンの籤引き投票―合理的手続きと儀礼のあいだで
第5章 正義とルサンチマン
第6章 核の脅威、われわれにとっての新たな聖なるもの―ビン・ラディンからヒロシマへ
第7章 「わたしが死ぬとき、わたしたちの愛はまるでなかったことになる」―ヒッチコック『めまい』の主題による変奏

著者等紹介

デュピュイ,ジャン=ピエール[デュピュイ,ジャンピエール] [Dupuy,Jean‐Pierre]
1941年生まれ。哲学者。スタンフォード大学教授。エコール・ポリテクニーク名誉教授。イヴァン・イリッチ、ルネ・ジラールの薫陶を受け、政治哲学から経済哲学、科学哲学に至る広汎な領域で活躍。とくに2000年代以降、「破局主義」の概念をめぐる諸著作によって注目を集める。また、フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)倫理委員会委員長を務めてもいる

西谷修[ニシタニオサム]
1950年愛知県生まれ。東京都立大学フランス文学科修士課程修了、現在、東京外国語大学総合国際学研究院教授

森元庸介[モリモトヨウスケ]
1976年大阪府生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。パリ西大学博士(人文学)。東京外国語大学等非常勤講師

渡名喜庸哲[トナキヨウテツ]
1980年福島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。パリ第7大学社会科学部博士課程修了。博士(政治哲学)。日本学術振興会特別研究員を経て、東洋大学国際哲学研究センター研究助手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Amano Ryota

2
自分には理解できないけれども、自分がその事柄を理解しなければならないということが分かる本がある、という話を聞いたことがありますが、デュピュイの著作はその類の本だと思います。特に経済・政治に関する考察の章は、ほとんど理解出来なかったけれど、他の章でデュピュイの思考の由来が分かったことで、今後の選書が頗る捗るだけでも読んだ甲斐があったと思います。進歩主義者が、科学の進歩によって引き起こされている危機的状況を、同じ科学によって克服しようとしているマッチポンプに陥っているという指摘は、目から鱗でした。2014/02/27

なさぎ

1
『ありえないことが現実になるとき』から続けて。宗教的なものを扱うという点で一見こちらの方が難しそうだが、「ヒロシマ」について何度も言及していることなど、思ったよりも身近な気持ちで読めた。この本でデュピュイがボルヘスに影響を受けていると知ったのだが、デュピュイの「投企の時間」とテッド・チャンの『あなたの人生の物語』の類似性について、交絡因子としてのボルヘスの存在があるのでは、と思い当たった。ボルヘスは未読なので、早く真相を確かめたい。2023/08/23

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