希望という方法

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  • サイズ B6判/ページ数 278,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784753102686
  • NDC分類 389.04
  • Cコード C0010

内容説明

哲学を過去志向性から未来へと方向転換させる方法としての希望。

目次

日本語版のための序文
第1章 方法としての希望
第2章 挫かれた希望の歴史
第3章 部分と全体―自己知識をめぐる政治
第4章 知識を動かす
第5章 希望実現の予感
第6章 重複なき反復
第7章 希望を受け継ぐ

著者等紹介

宮崎広和[ミヤザキヒロカズ]
1967年東京生まれ。1990年上智大学外国語学部英語学科卒業。1998年オーストラリア国立大学よりPh.D.(人類学)取得。現在コーネル大学人類学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆☆☆☆☆☆☆

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フィジーにおける土地訴訟の考察を通して、人類学・哲学の過去志向的な知を未来志向の「希望」へと反転することを主張してゆく。西洋的な部分の集積としての全体とメラネシア的な全体の分割としての部分というストラザーンの議論を、時間軸に変換して展開したという印象。この本の段階ではまだ「方法」たりえていないのではないかとは思うけれども、知的刺激の大きい一冊でした。2014/04/26

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