生のあやうさ―哀悼と暴力の政治学

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784753102563
  • NDC分類 310.4
  • Cコード C0010

内容説明

自己充足化する世界の中で剥き出しにされた今日の“生”。喪、傷つきやすさ、他者への応答責任、“顔”などについて、ジェンダー論の成果に立って紡ぎ出された、ポスト9・11の“生”の条件。

目次

第1章 解釈と免責―私たちが聞くことのできるものとは?
第2章 暴力、哀悼、政治
第3章 無期限の勾留
第4章 反セム主義という嫌疑―ユダヤ人、イスラエル、公共的批判のリスク
第5章 生のあやうさ

著者等紹介

バトラー,ジュディス[バトラー,ジュディス][Butler,Judith]
1956年生まれ。現在、カリフォルニア大学バークレー校、修辞学・比較文学教授。哲学専攻

本橋哲也[モトハシテツヤ]
1955年東京生まれ。東京大学文学部卒業、イギリス・ヨーク大学大学院英文科博士課程修了。D.Phil.。現在、東京経済大学教授。カルチュラル・スタディーズ専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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bibliophage

7
ジェンダー研究者としてのバトラーについて無知だったし、難しいイメージがあったが、本作の内容は、9.11後のアメリカへの警鐘であり、国際政治の自分でも読めた。嘆かれる生と忘れ去られる生、人間と人間ではない人間。3章のグアンタナモにおける無期限の勾留で出てきた統治性と主権、新たな主権の登場の話は、今の日本にも非常に示唆的な内容だと思った。2017/08/05

Ecriture

3
前半は当たり前のことを滔々と。でも正戦だなんだって状況じゃ当たり前って言えないだろうけども。バトラーはアガンベンをしっかり読んでるのかしら。統治と主権の話がフーコーすぎる。アンティゴネの解釈も直ったかと思いきや直ってない。だから哀悼を禁じられた者への哀悼という一方通行で終わっちゃう。後半の「顔」はいい。可傷性の裏と表がしっかりとれている人が少ないので一歩リードできる文章だ。2009/11/22

メルセ・ひすい

1
9-30 赤9-31`01~02グッゲンハイム基金プリンストン大資金9.11論文5☆書名とは人間の生命がいとも簡単に消滅させられるという認識。イスラム国を攻撃することは反アメリカ的な組織をより強固にすることが想像できないか? 戦略的にいってもこうした暴力を手なづけた方が利益になるのではないか? パラノイア症・ビンラディンはCIA育ち。タリバンは米軍の支援(1990年代)の申し子。・最も左翼的なユダヤ、エマニュエル・レヴィナスをもとに、非暴力の論理を考察「反知性主義」抗するバトラー論2007/10/26

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