子どもと悪の人間学―子どもの再発見のために

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 284p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784753102181
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C3036

内容説明

世界の内部で十分生きられない者は、どうすればよいのだろうか?世界の破壊をとおして、世界の外部を希求するほかはない。本書は、新しい“悪”の定義を介して、子どもたちの逸脱的行動を読み解く、人間学的な洞察に満ちた書である。

目次

第1部 定着論と悪(思春期における性愛的経験;社会化と準拠者の不在;子どもとうそ;高度産業社会における学校と暴力;規律・訓練と子どもの自殺)
第2部 生成論と悪(自己変容のコミュニケーション;子どもの自己変容と秘密)
第3部 結論(野性の社会学にむけて)

著者等紹介

亀山佳明[カメヤマヨシアキ]
1947年岡山県に生れる。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。現在、龍谷大学社会学部教授。文化社会学、教育社会学、コミュニケーション論専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。