内容説明
生死のひかりが無碍に往きかう石垣の海と森。白骨に刻まれた記憶の痕跡にまぼろしの言葉が呼び起こされる。小野十三郎賞受賞『夕方村』につづく、待望の第5詩集。
目次
嘆き村
聖餐
別れ
生き仏
死に仏
道
散歩
亀
兆し
伏流水〔ほか〕
著者等紹介
八重洋一郎[ヤエヨウイチロウ]
1942年石垣市生まれ。東京都立大学哲学科卒業。詩人。『孛彗』で第九回山之口貘賞を、『夕方村』で第三回小野十三郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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