内容説明
漢方を基礎から学習してゆくとき、まず最初に選択してゆくべきものが傷寒論であろう。中国、後漢(西暦200年)の末期より試行錯誤を経て今日に伝えられた、漢方処方の宝庫へのガイドとしての立場から、本書は執筆された。傷寒論は漢方医学の古典の中でも、現代人が最も理解しやすい、キッチリとした体系と記載をもち、且つ科学的態度が貫ぬかれている。実用的、実践的な漢方の書である。
目次
傷寒雑病論集序(意釈)
弁脈法第一
平脈法第二
傷寒例第三
弁痙湿〓病脈証第四
弁太陽病脈証併治上第五
弁太陽病脈証併治中第六
弁太陽病脈証併治下第七
弁陽明病脈証併治第八
弁少陽病脈証併治第九
弁太陰病脈証併治第十
弁少陰病脈証併治第十一
弁厥陰病脈証併治第十二
弁霍乱病脈証併治第十三
弁陰陽易〓後労復病脈証併治第十四
弁不可発汗病脈証併治第十五
弁発汗病脈証併治第十六
弁発汗後病脈証併治第十七
弁不可吐病脈証併治第十八
弁可吐病脈証併治第十九〔ほか〕
著者等紹介
池田政一[イケダマサカズ]
昭和20年1月1日愛媛県生まれ。現在:鍼灸治療院、漢方薬専門店開設。日本漢方交流会理事、愛媛県薬業協会理事、漢方研究同人「陰陽会」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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