出版社内容情報
《内容》 本書は、これから東洋療法を学ぼうとする人達を主な対象として、スポーツ領域における東洋療法の果たすべき役割と課題、スポーツ東洋療法の基礎・臨床について幅広くかつわかりやすく解説している。既に臨床に従事している施術者に対しても、特に競技特性に重点をおいて解説し、安全かつ適切に施術を行うための指針について記述しており、卒前並びに卒後の教育におけるテキストとして十分活用できる。
内容説明
本書は、あん摩マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師がスポーツ現場に携わる場合の必要な知識について書かれたハンドブックである。普段より学校で教鞭を執られている先生方が執筆されておられるので、各章で必要にして十分な事が網羅されている。本書は部位別、疾患別に治療法が述べられているのみでなく、競技特性を考慮して種目別にも整理されているところがありがたい。また東洋医学的知識を補うだけでなく、スポーツ医科学的知識、なかんずく機能解剖やスポーツ生理学的知見が網羅され最先端のスポーツ医科学の知識を補えるように配慮されている。
目次
第１章 総論（スポーツ東洋療法；スポーツ東洋療法にあたる施術者の資質について ほか）
第２章 各論（競技現場で遭遇しやすい疾患について；身体各部位に発生しやすい傷害と治療 ほか）
第３章 スポーツ分野における関連知識（コンディショニング；疲労回復 ほか）
第４章 スポーツ東洋療法におけるボランティア活動について（ボランティア活動の経緯と現状；活動の意義 ほか）
著者等紹介
福林徹［フクバヤシトオル］
東京大学総合文化研究科教授
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