内容説明
1998年6月に本書第二版を刊行した翌年の1999年12月に、懸案となっていた成年後見制度等の整備のためかなり大きな法改正がなされました。民法の改正としては総則編の行為能力に関する諸規定等の改正をはじめとし、また、任意後見制度(任意後見契約に関する法律)、戸籍記載に代わる公示制度(後見登記等に関する法律)を創設するための特別法が制定され、2000(平成12)年4月から施行されるに至っております。本書第二版補訂版は、この法改正に伴い、本書の内容を新法に即したものとするために、一部内容や用語等を補訂するものです。
目次
第1章 総論
第2章 権利の主体
第3章 物
第4章 法律行為
第5章 代理
第6章 期間
第7章 時効