内容説明
実践ないし制度・政策としての社会福祉を“構造”づくる主体、対象についてはすでに学んでいるはずである。ここでの課題は「人間らしい」生活を様々な要因によって妨げられている人びとに対する社会的な援助がどのようになされているのかについて考えていくことである。全ての人が「人間らしい」生活を送ることができるように…という目的を有している社会福祉(事業)においては、主体のあり様はもちろん、「方法」もあくまで対象(者)のためにあるものである。けれども社会福祉の方法といわれるものはきわめて複雑であり、論議をなすにあたって、ある程度の管理といくつかの限定をしておく必要がある
目次
ソーシャルワークの萌茅と展開
児童福祉の方法(児童保護の視点から;健全育成の視点から)
社会福祉の方法(貧困・医療問題への対応;障害者・高齢者問題への対応)