内容説明
少子高齢化。“いまそこにある危機”とは?日本で生まれた「karoshi(過労死)」という言葉。企業は“いい人材”を手に入れるための戦争状態にある。いいたいことがいえない“社内の空気”は経営者の責任。ハラスメントではありません。犯罪です。「優秀な人事」が採用できない理由。離職率を下げるたったひとつの切り札。経営・人事・現場…全関係者は必読!
目次
第1章 現在の労働市場は危機(「ディーセント・ワーク」が流行らない日本;全ての人が知るべき労働市場の現状;少子化の責任は国ではなく「企業」にある;転職活動をしているのは労働人口のたった4%)
第2章 最初に法律・労働法を理解しなさい(7割の会社は労働法を守っていないということ;知っておくべき最低限の労基法について;「賃金」トラブルを回避する3つのポイント;事故を未然に防ぐ「休日や休憩」の管理;人を死に追い込む「時間外労働」;「解雇・退職」時の高額賠償に要注意!;会社の質が問われる「各種保障」を再確認;パワハラ防止法について)
第3章 御社は「いい人」がわかっていないから、採用できない(採用における「人材会社」の役割とは?;「採用する側が上」という人のヤバさ)
第4章 あなたの会社は存在すべき会社なの?(自社の存在意義と求める人材像との関係性;急成長中の企業「Z」はどんな面接をしているか?;採用に成功する企業だけが発展する)
第5章 採用は終わりではない。始まりだ(離職率が多い企業の盲点;“人を生かす仕組み”とはどんなものか?;いま変われない企業は一生変われない)
著者等紹介
〓橋秀成[タカハシヒデナリ]
1979年11月30日東京生まれ。高校を卒業し、フリーターを経て大手求人媒体社入社。その後、求人広告代理店1期生として転職。様々な経験を経て、直接雇用に携われる人材紹介会社へ転職。2010年退職。2011年起業。戦略系コンサルティングファームと共同で会社設立。3年で譲渡。2015年、株式会社ディーセントワーク設立。TV番組やラジオのレギュラー番組にも出演。渋谷Bar Olimオーナー。DOSA(一般社団法人スポーツ能力発見協会)を通じてパラリンピアンに出資。2022年北海道帯広市に移住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。