内容説明
歳時記を読みすすめると、謎をはらんだ季題やもっと多くの鑑賞を求める例句がそこここに閉じ込められていることに気がつく。歳時記に小さな窓を開けて、それらに一条の光をさしかけてみた。
目次
一月（懸想文；寒詣 ほか）
二月（絵踏；国栖奏 ほか）
三月（鶏合；御水取 ほか）
四月（種痘；梨の花 ほか）
五月（粽；薬玉 ほか）
六月（藍刈；鮎 ほか）
七月（岩魚；起し絵 ほか）
八月（鵲；迎鐘 ほか）
九月（八朔；太祇忌 ほか）
十月（鹿火屋；菊枕 ほか）
十一月（亥の子；鷹 ほか）
十二月（鴛鴦；大根焚 ほか）
著者等紹介
山内繭彦［ヤマウチマユヒコ］
昭和２７年４月６日生。東京大学医学部医学科卒。医学博士。山内内科小児科医院院長。平成８年舘野翔鶴氏に師事し俳句を始める。平成９年翔鶴氏逝去の後、三村純也氏の門を叩き「山茶花」入会。平成１１年「山茶花」同人。平成１５年第十一回深吉野賞選者特別賞受賞。平成１９年「ホトトギス」同人。平成２１年より「山茶花」飛天集同人。平成２６年「山茶花」瞳々集選者。平成２６年９月「晨」同人参加。日本伝統俳句協会会員。俳人協会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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