内容説明
現代短歌の意味重視の傾向に対し、詩であり歌である短歌の本質“韻律性”の復権に大きく寄与する最新の短歌書。韻律・リズムのある秀歌を具体的に分析し鑑賞から作歌までの技法を明解に説明。
目次
韻律とは、リズムとは
句切れとリズム感
音による効果―母音・子音ほか
語による効果―品詞に即して
さまざまな技法(韻律感・リズム感をたかめる;韻律感の高い言葉)
韻律の名歌三十六首選
著者等紹介
来嶋靖生[キジマヤスオ]
1931(昭和6)年旧満州大連市に生まれる。早稲田大学政経学部卒業。1985年『雷』で第13回日本歌人クラブ賞。96年「おのづから」で第32回短歌研究賞。「槻の木」編集委員。現代歌人協会理事。日本文芸家協会会員
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