内容説明
客席から飛び出したのは…白い猫!?スクールカウンセラー・綾さんと、悩みをかかえた生徒たちのドタバタの文化祭、開演!
著者等紹介
まはら三桃[マハラミト]
1966年、福岡県生まれ。2005年、「オールドモーブな夜だから」で第46回講談社児童文学新人賞佳作に入選(『カラフルな闇』と改題して刊行)。『鉄のしぶきがはねる』(講談社)で第27回坪田譲治文学賞、第4回JBBY賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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☆よいこ
63
ひな中②YA。10月31日文化祭の日。カウンセラーの綾(あや)さんは出しものや展示を楽しもうとわくわくしていた[10:30AM 1.繊細な海賊]緊張して自信がもてない少女の背中をおす[10:40AM 2.猫はどこ?]体育館で合唱中、歌うのをやめた男子。猫が逃亡[11:30AM 3.プラネタリウムのうそ]クラスで浮いた男子がカーテンに隠れて落ち込む[11:55AM 4.探しもののコツ]迷路[1:30PM 5.人気者には闇がある?][2:00PM 6.蛙の王子様]恋バナ[11月18日 7.ステージ上の事情]2022/09/02
なななお
28
するする読める優しいタッチのお話、二作目。日向丘中学校には、親しみを込めて名前呼びする人が3人いる。学校カウンセラーの綾さん。用務員の清二さん。学校幽霊のゴウスケさん👻。そして、今回の舞台は文化祭。その中に迷い込んだ白猫のパールをアリスよろしく、追いかけているうちに出会う生徒達の悩みや迷いを、解決していく綾さん。でも当の綾さんは、いつも独り言を呟くようにメールで誰かに相談し、そのアドバイスを参考にしながら解決に辿り着く。その意外な相談相手とは...?2023/02/26
信兵衛
21
個性的な生徒たちの生き生きとした姿を見ることができるのが、とても楽しい。2022/08/14
スノーマン
16
さくっと読みやすく、ドタバタの中にも思春期の心理や、こんなことあったなぁと懐かしくなった。2作目らしいので、1作目も読んでみたい。彼らは余白の塊、とても良い言葉。カウンセリング室があるなんて、この学校、良いなぁ。2022/09/23
杏子
13
YA作品 、第2弾は文化祭の一日。ドタバタしつつ、さらりと問題解決!?さらっと読める軽い読み物。2022/08/17
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