内容説明
今日はたくさんの部族が集まる、お祭り!どんな衣装やおどりが、見られるかな?
著者等紹介
長倉洋海[ナガクラヒロミ]
1952年、北海道釧路市生まれ。写真家。1980年より、世界の紛争地や辺境の地を撮影する。2004年に出演した「課外授業ようこそ先輩―世界に広がれ!笑顔の力」で、カナダ・バンフの国際テレビ祭・青少年部門最優秀賞。2004年から「アフガニスタン 山の学校支援の会」を設立し、教育支援を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yomineko@ヴィタリにゃん
63
パプアニューギニアのたくさんの部族のお祭り。とても美しく着飾り、顔も粘土で塗る。衣装は派手で素晴らしくカッコイイ!自毛で作るカツラの上に大きな羽を飾る。それは大人の証。パプアニューギニアに行った友人がいて当時はビックリしたが、地図で見ると割と近い楽園。日本と同じ様な国に行くよりも数段面白そう!!!2025/01/07
けんとまん1007
47
いやあ~、表紙のパヤベくんの表情にやられたあ~。思わず、ニンマリしてしまう。多種多様な部族が集まるお祭りは、お互いを認めながら生きていく知恵なんだと思う。そこには、大人も、お兄ちゃんたちもいる。そんな姿を見ることが、明日につながるのだ。2022/09/28
たまきら
39
パプアニューギニアの多種民族がお祭りを通してお互いを理解しあい、平和に自分たちを誇示する姿にワクワクしました。女性の写真が少ないけれど、撮影できなかったのかな?それともあまり参加していないのかな?このお祭りに行ってみたいです。読み友さんの感想を読んで。2023/04/19
しぃ
19
同じ地球に生きているのに、まったく違う文化を生きる存在がいることが未だに不思議に思える。パプアニューギニアで行われるお祭りの様子を追った写真絵本。ものすごい食いつきで見ていました。2023/10/28
奏
9
パプアニューギニアに住むパヤべくん。800以上もいる部族が争いをせず平和に暮らしていくため年に一度行われるシンシン祭に初めて参加する。それぞれの部族が、昔から伝わる衣装で着飾り、歌い踊る。祭りは神や祖先、自然への感謝や祈り。祭りの高揚や熱気、そしてパヤべくんの大人たちへの憧れが伝わってくる。日本でも神輿を担ぐ大人やだんじりの大工方は、子どもたちにとって憧れの存在。昔からその地域に続くお祭りを大切に伝えていきたいと思わせてくれる。2023/02/08