出版社内容情報
シリーズ10冊目は、知床に住むヒグマの母子を追う。北海道の大自然の守り神である、ヒグマ。じっさいに観察すると、おだやかな人間との歴史があった。ヒグマとカラスの関係など、アイヌの伝説もまじえつつじっくり紹介していく。
内容説明
北の自然の守護神、ヒグマ。知床の大地で2頭の子どもと母グマを追う。
著者等紹介
竹田津実[タケタズミノル]
1937年、大分県生まれ。獣医師、写真家。1963年より北海道東部の小清水町農業共済組合家畜診療所勤務。1970年、同診療所所長。2004年より、北海道東川町に移る。映画「キタキツネ物語」企画・動物監督。写真集、エッセイ、絵本のテキストに多数の仕事がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
14
世界自然遺産に登録された知床の主は、人ではなくてヒグマたちでした。 そのヒグマたちに遠慮しながら、写真撮影を認めてもらった竹田津実さんは、ヒグマ王国における彼らの実態を、臨場感たっぷりに写しとっています。 所々に人間社会や、世界各国とのつながりを見ることも、とても有意義でした。2020/06/21
うー(今年も遅くなります)
10
見返しの看板《ヒグマが高密度にいます》にドキッ。我が物顔で暮らしているがこの世界は人間だけのものじゃないということに改めて気付かされた。「ヒグマは北の自然の守護神である」その通りだと思った。2020/07/03
spatz
10
ヒグマの住んでいる地に、われわれがあとからきたのだ、ということをわすれずに。小清水にすむ獣医で、写真家の著者。ちかくです。ヒグマわたしはまだであったことがない。まわりのひとはみんなあるみたい。あわないほうがよいけど。ちかくに住んでるよく目撃情報ある。
元気伊勢子
8
知床半島の自然とヒグマの姿が、美しくて見に行ってみたいと思うくらいである。ゴミが、埋まっているのは痛ましかったな。2021/07/22
まる
5
絵本ではなく、読み物。 写真に迫力があります2021/08/01
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