出版社内容情報
身近な自然にある、巨木になる10種の木を、美しい写真で見せる。ケヤキにもじつは小さい花と実がなる。カツラの葉っぱはキャラメルのような甘い香りがするなど、その木に興味を抱くワンポイントを紹介していきます。
内容説明
日本には、野山に生える野生の木が1000種類以上あります。そのなかから、とくに大きくなる木を10種類えらびました。みなさんにぜひおぼえてほしい木です。
著者等紹介
姉崎一馬[アネザキカズマ]
少年時代に、夢中だった昆虫を通して自然科学の奥深さを知ったことで、自然の豊かさを伝え、守るという目標を掲げて撮影している
姉崎エミリー[アネザキエミリー]
子どものころからの自然体験や野生動物観察をきっかけに、自然のたいせつさを子どもたちに伝える自然教室のリーダーを続ける。子ども向けの図鑑や学習誌の編集に携わった後、全国の森林を巡り、木や森のことを学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
51
大きくなる木10種類を紹介する。[ケヤキ]樹皮が波形に剥がれて凸凹[カツラ]葉が黄色く色づくとキャラメルを焦がしたような甘いにおいがする[マツ]アカマツ、クロマツ[スギ・ヒノキ]スギは日本にしかない木、一緒に並べるとヒノキがキラキラと見える[カエデ]カエルの手のようだから[カシ]新緑が色とりどり[ヤナギ]種類が多い。そういえば、最近シダレヤナギをあまり見ない[ブナ]ブナの森は水を生む。[ナラ]コナラとミズナラ。枝は薪や炭になる、落ち葉は堆肥。[カバノキ]真っ白い幹の木はシラカバだけ。寿命30年と短い。2020/01/20
どあら
31
図書館で借りて読了。日本の野山に生える木は、1000種類以上あるとのこと。木の特性に合わせて使い分けているのが凄い🌲🌳2021/06/08
やま
11
身近にある10種類の木を写真を中心に紹介してあります。樹木の写真はきれいですが、説明は最小限で初心者向けかな。同じシリーズの「花がきれい」のほうが見ごたえがあった気がします。花咲く木の華やかさに、樹木だけでは見劣りがしてしまうのでしょうか?2019/11/07
遠い日
10
姉崎一馬さんの写真を求めて。日本の木で、特に大きく育つ木を10種類紹介。大木、大樹というものは、人の気持ちを広げ、開放するものだが、姉崎さんの写真はそれを見事に成し得ている。スギが日本固有の木であることは寡聞にして知らなかったし、カツラの木の香りの良さも、まだ知らない。ヤナギと言えばシダレヤナギしか知らず、1本の幹で立つヤナギもあると初めて知った。10本の木をめぐる四季の美しさに飽きず見惚れました。2019/11/30
timeturner
7
『はながきれい』の姉妹編。作者の木に対する愛情が伝わってくる内容。カツラの木の葉っぱがキャラメルをこがしたような匂いがするなんてびっくりだ。ウラジロガシとアカガシのキャプション、逆じゃないかい?2019/12/19
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