出版社内容情報
生きているものはみんな息をしている。息をしないとみな生きられない。だから「いきもの」っていうのかな。自分の息から、動物、虫、植物の呼吸まで考え、地球環境へとつながっていく絵本。
著者等紹介
中川ひろたか[ナカガワヒロタカ]
1954年生まれ。シンガーソング絵本ライター。保育士として勤務した後、バンド「トラや帽子店」を結成。「みんなともだち」「世界中のこどもたちが」「にじ」など、多くが歌い継がれている。『さつまのおいも』で絵本作家としてデビュー。『ないた』(金の星社)で日本絵本大賞受賞
北村裕花[キタムラユウカ]
1983年生まれ。『おにぎりにんじゃ』で第33回講談社絵本新人賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
絵本と児童書が多い本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫綺
56
生き物すべて、もちろん植物も「いき」をしている。ずーっとずーっと死ぬまで続ける。植物の伐採が進んで、地球も息苦しくなってるんだろうな。2022/04/16
chiaki
33
体温を感じる生き物は息をしてるのは分かるけど、昆虫も息してるんだ!と今さらになって…。生きとし生けるもの全て、この地球上の酸素を取り入れて呼吸をしてる。そんな酸素を生み出す植物だが、世界を見渡すと森林伐採が進み地球環境は大きく変化している。私たちはどうなってしまうのだろう、これからどうすべきなのだろう。『環境問題』をテーマにした調べ学習の導入に使えそうな一冊。多くを語らずに余韻に任せる最後だからこそ特に、自然環境への考えを巡らせられそう。2020/09/06
ヒラP@ehon.gohon
21
動物や植物が酸素で生きているのは知っていたけれど、昆虫や爬虫類も息をしているということに思い当たりませんでした。 これは大変なことになってしまいました。 「いき」ということに着眼した、科学的な絵本ですが、よく解る事実だけでは子どもたちの納得感は得られないでしょう。 子どもたちのなぜなぜシャワーを浴びる前に、自分も少し勉強してから読み聞かせしたいと思います。2019/05/09
しぃ
20
大人が読むと、いき、呼吸についてわかりやすく描かれているなあと思うけれど、小1次女には早かったかな?ぼんやりと理解はしたかな?無意識的に行っていることを意識するだけでも何かきっかけになるかも。2020/07/02
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
17
いつもはあまり気にしない息。冬になると白く出るから楽しくてついつい吸って吐いてをしてしまった子どもの頃。ガラスにハァーをしてしまうのも(笑)押しつけがましくなくしっかり息について学べます。環境問題まで!2019/03/30