出版社内容情報
小さな魚やエビたちに、アザハタ王のお城は大人気。国民を敵から守ったり、お城が砂に埋もれないように手入れしたり。ひとつの社会をけんめいに守って生きるアザハタと、海の生きものたちの意外なつながりを、美しい写真で紹介。
内容説明
おれさまは、いばっているだけの王さまじゃない!いつでも王国を守るためにがんばっているのだ!小さな魚やエビたちの暮らすアザハタ王のお城は大人気。アザハタと海の生き物たちの意外なつながりを美しい写真で紹介。
著者等紹介
高久至[タカクイタル]
1982年横浜生まれ。東京農業大学卒業。水中写真家
かんちくたかこ[カンチクタカコ]
東京都生まれ。自然の豊かさ、おもしろさを、たくさんの人に知ってもらうことをめざして本をつくっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
13
息子は「魚がいっぱい居てキレイだね!〇〇くんも海に潜ってみたいなぁ」と言っていました。2023/09/28
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
南の海の生きものを見るのは、本かテレビしか機会が無いので、そのカラフルさにワクワクしました。海の中の飛行機(いつ墜落したのでしょう?)が王さまの城。国民(他の海の生きもの)のために一生懸命な王さま。国民を守ったり、城を綺麗にしたり、そして国民を食べちゃったり(自然なことです)。巻末に、もし王さまがいなくなったら、とありましたが、王さまがいなくなってしまったら、城だけでなく海そのものも汚れてしまうようなきがしてきました、人の上に立つ人はこうでなければなりませんね(魚ですが…魚の方がエライ!)。2020/02/16
HNYYS
5
図書館本。アザハタという魚を知らなかったのですが、とっても賢い魚だと感心しました。いつまでも海の生態系が壊れないようにと願わずにはいられません。2020/08/22
プレト
1
図書館本。読んだ後はアザハタ王ごっこしてた。2024/05/17
あお
1
☆☆☆☆☆アザハタという魚を王様、縄張りを王国、周りの生き物を国民に見立てたお話。王様の一人称で語られるのだが、口調が古めかしくギャグっぽいので、真面目な内容も説明くさくなくて良い。読み聞かせ(図書館)2021/11/10