出版社内容情報
魚市場、屋内商店街など、日本でも見られる市場から、水上市場や動物市などの馴染みのない市場まで、世界各地の市場をユニークな視点とたくさんの写真で紹介。
場所によって異なる売り買いの様子、服装、食べ物など、人と人が出会う場所としての市場の様子が見られる写真絵本。
小松義夫/文・写真
小学校中学年から
内容説明
市場からたくさんの文化や新しい流行、そして地名までもうまれてきたのでしょう。市場は、人と人とが出会い、集い、交じりあい、新しい力が生まれる場所なのです。
目次
山の上の花市場
色であふれる花輪市場
湖の上の市場
国境ちかくのつぼ市場
山の広場の動物市場
猟師たちの市場
港町の魚市場
青い広場にあらわれる市場
村の小さな市場
文化が混ざる屋根つき市場
著者等紹介
小松義夫[コマツヨシオ]
1945年生まれ。写真家。人が生活を営む形である「家」を中心とし、世界各地で人の暮らしを取材して回っている。著作に「地球生活記」(産経児童出版賞、福音館書店)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リコリス
37
図書館。旅行に行った場所でスーパーマーケットに行くとワクワクする。この本は市場だけど、人が自然に集まり買い物をしそれが定着していつしか町になった場所もたくさんあって色鮮やかな花や食べ物の他に動物や革製品など、生きていくパワーが溢れてる市場。自分の知らない食べ物にであえるのも市場のお楽しみかな。2017/02/04
たまきら
29
市場が大好きです。どこの国も市場は本当に色々なことに出会えるから…。木浦の塩、ホンオの臭い。気仙沼のサメ。銚子のイカ。あちこちで色々な人においしいものを教えてもらったり、お金を損したり、食べすぎたりしてきたなあ。…大学生のころボルティモアの魚市場では日本人だということがばれていて、オジサマたちが自分が何を買ってどう食べるか興味津々だったなあ。…魚の横にアライグマを置いてあってびっくりしたこともあったっけ。あ~市場最高。2020/09/09
8-nosu
19
図書館で展示されていたところ、たまたま手にとった一冊。世界中の様々な市場がカラフルな写真満載で紹介されている。花、魚、つぼ、そして動物の市場。どこの市場も活気に溢れる市場ばかり。そういえば学生時代に行ったタイの水上マーケットも活気があったなぁ、と懐かしい気持ちになれた。日本にも一風変わった、素敵な市場はありそうなので、是非載せてほしいと思った。2017/02/03
はる
17
図書館本。おばちゃん、その大きい葉っぱは食材?食器?お爺、その短剣見せて!羊をもふもふして、壺算して回って、果物食べて串焼き食べてそれから…布見て籠見て、花を買ってこの市場の賑わいがいつまでも続きますようにと祈りたい。2018/01/31
ヒラP@ehon.gohon
13
出会いと語り合いが生まれるから市場は楽しいのかも知れません。紹介された世界中の市場は、みんな活気が感じられました。2017/02/20
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