出版社内容情報
冬は、明るい星が多く、有名なオリオン座を中心に、周りの星座も美しい写真で解説。最後には星の明るさや色、一生の解説も。
野崎洋子/文 中西昭雄/写真
小学校中学年から
内容説明
現役プラネタリウム解説者と、日本を代表する天体写真家による、世界で一番やさしい星座解説の本。
著者等紹介
野崎洋子[ノザキヨウコ]
天文展示の企画制作やプラネタリウム施設を経験したのち、1994年から東大和市立郷土博物館で、天文担当として着任。番組制作も手がける。三重県育ち
中西昭雄[ナカニシアキオ]
日本を代表する天体写真家であり、微弱光撮影装置のエンジニア。(有)ナカニシイメージラボ代表取締役。1964年、東京都板橋区に生まれ育つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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seacalf
40
これはまた良い本だ。ロケ地はどこなんだろう?いきなり星空を見せるのではなく、日が暮れる前、冬の凛と美しい自然から魅せるところが気に入った。木々の間にきらめく星を眺めてクリスマスツリーに見立てるなんて、とても素敵じゃないか。 まさに読むプラネタリウムというコンセプトで語り口はやわらか、見つけやすい星から始めて少しずつ星々を紡いでゆく。非常にわかりやすく、とっつきやすい内容になっている。近頃ご無沙汰しているが、三鷹にある国立天文台の誰でも参加できる定例観望会にそろそろ行きたくなってきた。2020/02/02
ふじ
14
星に疎いのだけれど、雪が少ないからかあまりに綺麗な今年の冬の星空に手に取る。カタカナが覚えられない…!けれど、星の形はわかりそうなので、オリオン座、からの冬の大三角、からのダイヤモンドを見つけたいなぁ。2024/02/06
遠い日
10
「よむプラネタリウム」シリーズ、冬。冬の星座といえばオリオン座。晴れた冬の夜空を一晩かけて、見ていく趣向。プラネタリウムのゆったりとした口調のナビゲートと同様、美しい写真に心奪われ、次第に落ち着いていく気持ち。凍てつく空気と星の光。空が明け染めるまで。2017/05/05
サラサラココ
7
小2こどもと。写真多数。「オリオンはアルテミスの矢が当たって死んでしまった」の箇所でこどもが、『冬の星座を見つけよう』という本をとりだしてきて、サソリにさされて死んだってなってると言っていた。諸説?2021/02/18
みさ
3
冬は空気が澄んで、遠くの星まで見えて…でも、沖縄の冬は雲も多くてなかなか星空を眺めることはできなので、とてもステキな星空の写真たちに、すごく感動した。写真に撮ってからしか見られないという、バラ星雲がすごく綺麗だった。2018/01/24