内容説明
りすくん、おいで!絵の中のりすくんと、ともだちになったよ。
著者等紹介
とりごえまり[トリゴエマリ]
1965年石川県金沢市に生まれる。金沢美術工芸大学(商業デザイン専攻)卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
84
絵の上手なお母さんが、壁にペンキで描いた大きな木。その木に一緒にリスを描いておいたら、ある朝、息子のともくんに「おなかすいたよう」と訴えるようになったというお話。ともくんだけの時はリスは自由に動きまわっているけれど、お母さんと一緒にいると、絵の中に戻っているという描写で、「ああ、これはともくんだけに見える風景なのだな」という演出がなされている。最後に夢オチでは説明がつかないオチがついて、ファンタジーしている。部屋にペンキで絵を描くお母さんも十分ファンタジックな存在だが。2016/05/22
りーぶる
29
絵本も冊数が増えるにつれて「あぁ、この人の絵いいなぁ」「この人の世界観好きだなぁ」って思う作家さんが増えてきます。とりごえまりさんの絵も可愛くて、子供達が大好きそうな雰囲気で、優しくて素敵です。子供部屋に絵を描いちゃうお母さんが好き。こういうお母さんになりたかった。住環境も、画力も一切ありませんが。理想は理想として。りすくんも余りに可愛く描いてもらえたから、出てこれたんだろうなぁ。最後握ったどんぐりにほっこりしました。(2歳7ヶ月)2019/02/10
anne@灯れ松明の火
24
遠い方で。表紙からは、リアルなペットのお話かと思ったら、ファンタジックな話で、面白かった。子どもの話を聞いて、お母さんがやったこと、ますます素敵♪ 見返しも初めと終わりが違っていて楽しい。最後に残っていたもののお蔭で、単なる夢オチでなくなる。うまいなあ♪2016/03/09
しぃ
15
可愛い絵にぴったりの可愛いお話。お部屋に絵を描いてあげちゃうお母さんのスキルが羨ましいぞ…!ストーリーはありがちだけど、部屋いっぱいの絵は胸打つものがあります。こんな部屋いいなあ!2016/05/03
ツキノ
13
(E-669)ぼくのへやのりすくんは壁の絵から出現。おかあさんには見えないの?夢?いや、ちがうよね、と、奥行きのあるおはなし。2019/12/26
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