出版社内容情報
チリとチリリの家の地下で、大きな音がして何かが逃げていきました。ふたりは自転車で追いかけましたが、見失ってしまい……。チリとチリリの心躍るすてきな地下の探険を描いた物語です。
内容説明
家の地下で大きな音がして何かが逃げていきました。チリとチリリのふたりは追いかけましたが…。チリとチリリの地下の探険を描いた物語。「チリとチリリ」シリーズ第6弾。
著者等紹介
どいかや[ドイカヤ]
土井香弥。1969年、東京都に生まれる。東京造形大学デザイン学科卒業。8匹の猫たちと暮らす日々の中から、自然や生き物への愛情あふれる絵本を数多く発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MI
77
今回は地下のお話。チリとチリリがお茶を飲んでいたら、床下から音がしました。地下の貯蔵庫に行ってみました。かべに穴が空いており、動物が逃げたのが見えました。自転車で追っかけてみることに、そこから、地下のお花畑や地下の湖など自転車で進んでいきます。近くにもヒカリがあり、色とりどりの植物が。逃げていった動物は何だったのか!?このシリーズハマりそうです。2023/12/13
♪みどりpiyopiyo♪
74
チリとチリリが ごごの おちゃを のんでいると おおきな おとが しました ■自転車に乗った2人のかわいい女の子のお話を読みました。どいかやさんの人気シリーズの1冊です。チリとチリリのおうち かわいいなぁ♡ 2人が いつも自転車で出かけるの 楽しそう♪ ■子供の頃、「もぐらの穴を通って行ったらどうなるかしら?」なんて考えてました。チリとチリリが行くのは もぐらの穴じゃないけれど、地下の世界はとっても素敵♪ ■行きて帰りし物語。だけど 帰ってからも 愉しい世界は続くのでした (ღ′◡‵) (2013年)2018/08/22
ぶんこ
70
シリーズで初めてチリとチリリのお家の中が出てきて嬉しくなりました。左右に梯子を上る形のベッドに、窓に沿って大きなテーブル。真ん中には地下への扉。地下の壁が壊れ、何かが逃げて行ったので地下の道を追いかけます。落花生畑で働くネズミ達からホットソフトクリームをご馳走になり、お花畑でカゲロウが飛んできてお花の帽子をかぶせてくれました。野菜畑の道を進み、湖を小舟で穴熊一家の家に着き、ご馳走になって眠ってしまいました。朝焼けの素敵な景色。地下を自転車で追いかけるのがユニーク。2015/11/20
Rosemary*
59
地下の暗い世界に広がるお花畑の対比が鮮やか。密かに広がる湖も神秘的です。目にみえない土の中にも様々な世界があるんだと思うとワクワクしてくる。モグラもアライグマも可愛いなぁ。落花生のホットソフトクリーム、美味しそう。2015/10/18
紫綺
48
シリーズ6作目。地下貯蔵庫の侵入者を追っかけて、ふたりは自転車で地下へ。地下だけど、カラフルで不思議な世界が拡がる拡がる。もぐらたちがモフモフでかわいい♪2024/04/01