内容説明
ミチクサにさそわれて―うれしいできごとやってきました。
著者等紹介
田中てるみ[タナカテルミ]
1968年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、出版社勤務を経て、創作活動を始める
植田真[ウエダマコト]
1973年静岡県生まれ。1998年ザ・チョイス年度賞大賞受賞。『マーガレットとクリスマスのおくりもの』(あかね書房)で第一四回日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
134
「ミチクサ」ってそういうことかぁ。どこまでも優しく穏やかな絵に癒されました。植田真さん、良いなぁ。2021/02/18
masa@レビューお休み中
36
4枚の葉の植物を鉢に植える。ベランダに置いておくと、かたつむりが来て…かまきりも来て…そして、くもまでも来てしまう。しかも、みんなの目的は、この4枚の葉なのである。持ち主の女性は植物の名前を知らないけど、みんな口をそろえて『ミチクサ』だと言う。絵の淡くて繊細なタッチがファンタジーのように見えてしまう。でも、なんとなく、これはファンタジーではなく現実のお話のように思えてしまう。何かすっきりしなくて、トゲが刺さったかのようにチクチクして、気になってしまうんだ。2012/10/22
小夜風
22
【図書館】植田真さんの絵なのですが、黒井健さんみたいだなぁって思いました。表紙から詩集か何かかな?って思ったら、不思議なお話の絵本でした。虫嫌いなので、え?カマキリ!え?クモ!とビビりながら読みましたが(笑)、植田さんの描く虫たちはキレイでした♪2015/05/07
mntmt
19
素敵なお話。絵も柔らかで優しい感じで、綺麗。読み終わって、表紙を見て、”あ、いるいる〜”って思いました。2015/09/26
刹那
14
ミチクサって、寄り道のことよ~(*^^*)って説明してから読んだのに、ミチクサは、この葉っぱの名前でした。(汗)雲のところ、びっくりしてました♪2012/07/19