内容説明
なんにもいない、いない？とおもってページをめくると…いる、いる、いるよ！かくれてたむしがうごきだす。さがしてみよう！いろやかたちをまねっこしてむしたちがかくれんぼ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyanco
12
茶色い木の幹、緑の草はら、黒っぽい地面…な～～んにもいないよ、とおもったページから、よ～～く目を凝らすとたくさんの虫達が現れる！虫スキーの男の子達は目をキラキラ輝かすにきまってますw虫の姿はコミカルに描かれているので虫は苦手…のママだった大丈夫。表からと裏からでタイトルが違う！表は『いない いない いるよ』裏は『いる いる いないよ』、後ろから読むと見えていた昆虫たちが隠れちゃう…という二度遊べるというなかなか面白い構成。秋になって少し涼しくなったら子供と虫を探しに行っては如何でしょうか。2010/09/04
おはなし会 芽ぶっく
7
探し絵の絵本。虫好きな子にはウケますね。虫たちがそれぞれ一言話していたり、状況を説明？していたりとじっくり楽しめる絵本です。裏見返しに、登場する虫たちがページ毎に紹介されています。2020/07/02
あおい
6
何もいないようにみえる草むらに、数えきれないほどの生き物が隠れてる。後ろから読むと逆に「いるいるいないよ」で楽しめる。2012/11/29
アイアイ
5
うしろからでも、まえからでも読める絵本。細かくビッシリと虫が描写されている。一匹ずつ言葉を話していて、まんが風で面白い。よ～くみるとそこに過酷な虫の人生がみえる。おもしろい虫をみつけると嬉しい。虫がキライじゃなければ探す力がきっと身に付く。３１㎝☆６冊目▽図書館2015/04/19
遠い日
5
近藤薫美子さんの絵の、この描きこみかたが好き。木の幹に、草むらに、地面に、いろんな所に潜むようにして生き物たちがいる。隠し絵のようなリアルなタッチの絵から、ページをめくると、見慣れた近藤さんらしい少し漫画ふうな絵に変身。生き物たちのおしゃべりやコメントが、楽しい。案外匂いで攻撃する虫は多いのだなぁ。そこここに、「くさいー」「ブー」なんてことばが……。いちばん好きなのは、ハチとアリの登場するページ。似ているけれど、別の種。その描き分けが凄い。リバーシブルになっていて、後ろからでも読めるのが楽しい！2013/06/03
