内容説明
こぶたのブルトン、いたちのアンドレ、ダルマのタカサキさんが、スキーへ行ったら…。リズミカルな会話、キャラクターのおもしろさが際立つ元気の出る絵本。
著者等紹介
中川ひろたか[ナカガワヒロタカ]
1954年生まれ。保育士、バンド「トラや帽子店」を経て、1995年『さつまのおいも』(童心社)で絵本デビュー。1998年「ソングレコード」設立。2004年創刊の絵本雑誌『ほっぺ』(学研)に参加。歌に『みんなともだち』『世界中のこどもたちが』など
市居みか[イチイミカ]
1968年兵庫県生まれ。絵本作品のほか、挿し絵の仕事も多数
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
退院した雨巫女。
15
《図書館-返却》タカサキさん(達磨)が、面白かった。スキーしたことが、ないけど楽しそう。2021/09/14
いろ
14
息子4歳でシリーズ春編を読んだ時,思ったよりずいぶんシュールで大きい子向け!?という印象で,それっきり手をつけてなかった。今回9歳男児 初スキーに合わせて,スキー絵本を何冊か選んだ中で,そろそろまた読んでみようかな~と手に取ってみた。スキーがテーマだけど,読後「ほとんどスキーじゃなかったね~。」と息子苦笑。それでも,だるまのタカサキさんが笑えたみたい。ペンギンが「おわんくらいの おおきさに なりました」の場面が「可愛いね~v」とお気に入り。ドタバタ加減が我が家好みとは違ったけど,サラッと楽しみ読了。2018/01/20
anne@灯れ松明の火
14
市居さん講演会予習のつもりだったが、親子限定で参加できず(ガーン) ブルトンシリーズ、2冊目。春同様、アンドレ、タカサキさんの存在感はすごい(笑) スキーに向かう列車の中で、こたつを出して、おしるこ、作るって あり?(爆) こうていペンギンの変わり身の早さにも大笑い。ごちゃごちゃ描き込んだページが多い中、空に飛んでいくページが印象的。ラストページ、やっぱり、主役はブルトンじゃないんじゃない?(笑) 夏、秋も読みたいな。2014/09/18
遠い日
11
ブルトンのシリーズ、冬。タカサキさんのぶっとび具合、大好きです。皇帝ペンギンのゲレンデは本当だったんだぁと思う間もなく、ブルトンたちの無茶な展開に快哉。やっぱり、おもしろい三人組。2016/12/11
ちこた
8
ウエアもスキー板もないけれど、「なんとかなるよ!」といたちのアンドレに言われ、ブルトンは雪山に行くことに……。これでシリーズ全部を読んだことになるのかな?と読んでみたら、どうやらこれが一番初めの作品だったらしい…。だるまのタカサキさんが初登場のシーンがある。絵も他の作品と少し雰囲気が違うし。今作もハチャメチャな内容に大笑い。特に車の窓ガラスに『リムジン』『リムジン』と指で書いているシーンがお気に入り。2012/03/22