内容説明
わがまま王女が誕生日プレゼントにねだったのは、やせっぽちのみすぼらしいブタ。ところがこのブタ、とびきりかしこいブタだったのです。映画『ベイブ』の原作者、ディック・キング＝スミスが生み出した、新しいブタの物語。
著者等紹介
キング＝スミス，ディック［キングスミス，ディック］［Ｋｉｎｇ‐Ｓｍｉｔｈ，Ｄｉｃｋ］
たくさんの子どもむけの本を発表し、さまざまな賞を受賞しているたいへん人気のある作家もとは酪農家代表作に１９８４年度ガーディアン賞受賞『子ブタシープピッグ』（評論社）、１９９５年度子どもの本賞受賞『野うさぎは魔法使い！』（講談社）など。『ベイブ』（文溪堂）は、映画化され、日本でも人気を博した
バートン，ジル［バートン，ジル］［Ｂａｒｔｏｎ，Ｊｉｌｌ］
『ベビーダックのシリーズ』をはじめ、たくさんのすぐれた絵本や子どもの本のさし絵をえがき、さまざまな賞をとっている。１９９３年ケイト・グリーナウェイ賞候補作『ザ・ピッグ・イン・ザ・ポンド』、『だっこしていいこいいこ』（評論社）など
もりうちすみこ［モリウチスミコ］
福岡県久留米市生まれ
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感想・レビュー
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ベーグルグル （感想、本登録のみ）
40
甘やかされて育った王女ペネロペ。８歳のプレゼントに選んだのはブタでした。どうなることかと思ったら・・・。ブタのロリポップと飼育係のジョニーのおかげで良かったね。2020/03/23
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
わがままな王女ペネロペ。王さまと王妃さまに甘やかされて育ったので仕方ない。困ったところでそう育てたのはあなたたちですよ！と大人目線で読んでしまった。わがまま放題なペネロペですが、ブタを欲しがり、ジョニー・スキナーという少年と彼の連れているこぶたロリポップと出会い、だんだんと変わっていく…。12の章になっているが、面白くて長く感じなかった。2021/07/04
timeturner
3
ディック・キング＝スミスとブタの組み合わせだからハズレはないと思ってはいたけど、これはまた一味ちがうお伽噺といった趣ですごく楽しかった。内容に合っているのはもちろん、いまの子どもにすんなり受け入れられる上手な翻訳だと思う。2014/06/03
ヴェルナーの日記
3
甘やかされて、育てられた王女ペネロペは、とても我儘な性格になってしまう。そんな彼女が、誕生日のプレゼントに値だったのが、ブタのロリポップだった。ペネロペは、ロリポップを宮廷の中で飼うと言い出す。しかし、王妃は大反対。宮廷内でブタを飼うなら、自分を出て行くと言う始末。困り果てた王様は、ブタを宮廷ブタに躾け役をジョニーに仰せ付けることに。そしてロリポップを躾けていくのだが、実は……。全てが丸く収まるストーリー展開ですが、軽快なリズムで物語が進むので、読みやすく安心して読み進めてことのできる一冊。2014/04/16
ぶたぶた
1
ワガママ王女がお誕生日プレゼントにねだったのはブタでした。国中のブタの中から選ばれたのは汚くてみすぼらしいブタのロリポップ。2013/09/15
