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著者等紹介
小森香折[コモリカオリ]
1958年、東京都生まれ。奈良市在住のドイツ語講師。毎日新聞小さな童話大賞(第12回、第14回)を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
53
すこしふしぎ(SF)な短編集。心が温まる話で、読後感がよかった。「呼んだのはだれ?」では、命を救うサスペンスもよかった。今でも座敷わらしはいるだろうか、と問われれば、その答えが「もとむ・座敷わらし」。現代にも通じる伝説になりそう。「メリーゴーラウンドに乗って」は、中でも一番気に入った話。大人だって、たまには子どもに返りたい。で、返れたらどうするか?2019/05/27
深青
26
皆には聞こえてない。けれど、確かに聞こえた声。あなたは誰?誰かのメッセージで始まる短編集。怖いお話もあるけど、微笑ましいお話もあります。「もとむ・座敷わらし」が好き。もう、可愛らしいなぁって思っちゃった!2015/04/18
花林糖
21
(図書館本)少し怖さのある話・不思議な話の短編7話。「呼んだのはだれ?」「ワンダフル・ライフ」「もとむ・座敷わらし」「むこうの国の電車」が特に良かった。何故表紙がこれだったのか?それだけが残念。読後感は◎でした。(購入)2017/06/03
tokotoko
21
児童書の棚で見つけたショートショートのミステリーです。実は・・・7つのお話は既に・・・この表紙の7本の糸から始まって・・・いたのかぁーー!?←って、今、気づいた次第です!児童書とは思えない渋い表紙でしょう?中身は、大人の方が読まれても違和感なく、むしろ、新鮮な空気や可愛いナゾにホッコリされるのでは!?と思います。「ちょっと短時間で気分、変えたいな!っていう時にオススメの1冊です。2016/08/30
わゆ
16
「声が聞こえた」この一節で始まる7つの短編。ホラーっぽいのやほのぼのした作品、同じ書き出しでも全然違ってくるのねと感心。「もとむ・座敷わらし」と「メリーゴウランドに乗って」がじんわりしてて好きだなぁ。2015/10/25