内容説明
はじめて冬をむかえるしんくんとのんちゃんは、くまの親子から雪の話をきいて、想像をふくらませます。「まだかなあ、しろいの」「まだかなあ、フワフワ」。まち続ける心を、ゆったりと描いた絵本。
著者等紹介
とりごえまり[トリゴエマリ]
1965年、石川県金沢市に生まれる。金沢美術工芸大学商業デザイン科卒業。キャラクターグッズなどのプランナー、デザイナーを経て現在は絵本の創作、挿し絵のしごとを中心に活躍
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
30
とりごえまりさんの原画展予習♪ シリーズ物の1。心配性のしんくんと、のんきなのんちゃん。とりごえさんのネーミングって、単純で、いいな(笑) 対照的なキャラクターはきっと動かしやすいのだろう。同じものを見ても、反応が対照的で、本当に面白い。私はしんくんの同類だから、相棒はのんちゃんみたいな人がいいな(笑) 初めて見る空からのてがみのページ、素敵♪2016/02/07
ゆうゆうpanda
27
心配性のしんくん、暢気なのんちゃん。お友達のリスの子達。二人の会話が超絶可愛い。雪が降ったら埋まっちゃうとしんくんが言えば、美味しそうだから全部食べてあげるとのんちゃん。こおってカチンコチンになっちゃうと心配すれば、春になって雪が溶けたらすぐ遊べるねと能天気な受け答え。二人きりの会話ではこの少し大袈裟なオプティミズムが大事!熊さえ冬眠してしまう冬の間、しんくんは、のんちゃんに振り回されながらも元気に過ごすことができるでしょう。それは子供が巣立ったあとの熟年夫婦にも応用できるかも?いい夫婦の日に思いました。2015/11/22
たーちゃん
21
初めて見る雪にはどんな生き物だって興奮しますよね。息子は「足跡つけてるねー」と言っていました。2022/08/17
りーぶる
21
とりごえさんの絵は娘も大好き。これだけ雪が降ったら娘も驚くだろうな、と思う。ふわふわで、絵本ではとても良いイメージで描かれるけれど、やっぱりビチャビチャになるのは苦手だ。積もらない程度が一番。(2歳11か月)2019/05/31
mntmt
18
寒い冬の日に、大切な人と読んだら、温まりそう…と思いました。2016/08/13