目次
近世日本の異端的宗教活動と近世人の属性
第1部 「切支丹」と「異宗」「異法」(近世日本の秩序維持とキリシタン禁制;文政期京坂「切支丹」考;民間信仰から「切支丹」への転回;近世の秩序と「異宗」と「切支丹」)
第2部 潜伏をめぐる社会状況(村社会の宗教情勢と異端的宗教活動;潜伏キリシタンの信仰共同体と生活共同体;潜伏という宗教運動)
第3部 「邪正」観の変容(異端的宗教活動と近世秩序;近世宗教の「邪正」;幕末期における異端的宗教活動の摘発)
「邪」と「正」の間
著者等紹介
大橋幸泰[オオハシユキヒロ]
1964年、新潟県三条市に生まれる。1987年、早稲田大学第一文学部史学科日本史学専修卒業。1996年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程史学(日本史)専攻満期退学。博士(文学)早稲田大学。武蔵高等学校・中学校教諭、早稲田大学教育・総合科学学術院准教授を経て、同教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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