目次
序章
第1部 家光政権による「南蛮船」来航禁止と沿岸警備(家光政権にとっての「脅威」と沿岸警備;家光政権の外交姿勢と異国船来航への現実的な対応―正保四年(一六四七)ポルトガル使節船来航から
オランダにとっての家光政権の対外政策)
第2部 幕府外交姿勢の硬直化(家綱政権期の南蛮船対応策―政策の転換と沿岸警備体制の整備;沿岸警備の実態と幕府の外交姿勢―寛文十三年(一六七三)のリターン号事件から
南蛮船への対応と外交姿勢の硬直化―貞享二年(一六八五)の漂着民送還への対応から)
第3部 環シナ海世界の情勢変化と幕府対外政策(幕府対外政策における「唐人」「唐船」問題の推移―「宥和」政策から「強硬」政策への転換過程とその論理;正徳新例発給と沿岸警備強化の意義;幕府体外政策における「唐船」打ち払いの意義)
総括
著者等紹介
松尾晋一[マツオシンイチ]
1974年、長崎県に生まれる。2004年、九州大学大学院比較社会文化研究科博士後期課程単位取得退学。九州大学大学院比較社会文化研究院学術研究員、長崎歴史文化博物館研究員を経て、長崎県立大学国際情報学部准教授。博士(比較社会文化学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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