内容説明
本書は、日本固有の宗教及び宗教施設とされる神社と神社祭祀・神祇信仰の問題を、「神道」との関わりに視点を据えて検討しようとするものである。
目次
序章 「神道」と神社史研究の課題―“顕密体制論”の批判的継承・発展のために
第1章 日本の「神社」と「神道」の成立
第2章 中世末・近世における「神道」概念の転換
第3章 「国家神道」論の再検討―近世末・近代における「神道」概念の転換
結章 日本の「神社」と「神道」
附論 古代・中世の神社と「神道」
著者等紹介
井上寛司[イノウエヒロシ]
1941年、京都市中京区に生まれる。1966年、大阪大学文学部卒業。1968年、大阪大学大学院文学研究科後期博士課程中退。大阪工業大学情報科学部教授。島根大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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