目次
第１部 幕末における軍事的圧力の実態（幕末におけるイギリス海軍の対日政策）
第２部 幕末の外交関係と通商問題（下関賠償金と自由貿易的姿勢論の発生；「江戸協約」の調印過程；開港場新潟の選定事情；貿易環境からみた大坂開港過程）
第３部 明治初年の条約改正問題（「茶・生糸増税約書」の調印過程；明治初年における内外条約改正構想の対立―イギリス商人たちの条約改正意見；明治政府の下関賠償金残額支払い放棄交渉；遠山茂樹氏の明治維新史研究と世界史認識；アメリカの下関賠償金返還―駐米日本公使館のロビー活動）
著者等紹介
鵜飼政志［ウガイマサシ］
１９６６年、島根県に生まれる。１９９１年、早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。１９９３年、早稲田大学大学院教育学研究科社会科教育専攻修士課程修了。２００１年、学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程修了。博士（史学）。現在、学習院大学文学部史学科助手、国際日本文化研究センター共同研究員、早稲田大学Ｂｒｉｔｉｓｈ Ｓｔｕｄｉｅｓ研究所客員研究員
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