内容説明
伊賀国(現三重県)西南部の一角に位置した黒田荘を、常に東大寺の組織と結合させて観察。
目次
史学史の中の黒田荘
第1部 荘園形成期の寺と杣工(東大寺の修造構造;杣と平野の景観 ほか)
第2部 荘園完成期の寺と住民(大仏再建期の東大寺経済;除田に見る「荘園」と「村落」 ほか)
第3部 荘園衰退期の寺と悪党(民衆の武力;悪党の武力 ほか)
第4部 中世史学の脈絡(戦後歴史学の軌跡と「いま」;中世悪党論の現在―『悪党の中世』によせて)
著者等紹介
新井孝重[アライタカシゲ]
1950年、埼玉県に生まれる。1973年、早稲田大学第一文学部卒業。1983年、同大学大学院博士課程修了。独協中学・高等学校教諭をへて、現在、独協大学経済学部教授(日本社会史)
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