出版社内容情報
宇宙……それは人類に残された最後の開拓地。人類は、世界最高水準の英知をあつめ、この未知なる世界への挑戦を続けてきました。科学のチカラで全てを解決できそうな現在、科学者たちは、思いもかけない難問に頭を抱えていました。
宇宙空間に「快適なトイレ」を作るには、どうすれば良いのか?
意外と知らない宇宙トイレの秘密に迫るユニークな絵本。長年にわたる研究と新しいアイディアのおかげで、今ではどこへ行っても安心してウンチができる!
内容説明
宇宙…それは、人類に残された最後の開拓地。人類は、世界最高水準の英知をあつめ、最新の科学技術を駆使し、この未地なる世界への冒険をおしすすめてきた。しかし、快進撃に見えるこの「宇宙への道」には、実は、科学のチカラでは解決できない大きな問題が残されていた…!
著者等紹介
ケンセス,ラース[ケンセス,ラース] [Kenseth,Lars]
カートゥニストとしてエスクァイア誌、ニューヨーカー誌、MAD誌などで活躍。テレビの放送作家として、Netflixやアダルトスイムの番組に携わっている。カリフォルニア州サンタモニカ在住
千葉茂樹[チバシゲキ]
国際基督教大学卒業後、児童書編集者を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケ・セラ・セラ
22
真面目に気になる宇宙空間のトイレ事情。世界初の宇宙飛行、15分の予定が4時間以上トイレなしの宇宙船に閉じ込められた史実があったなんて。そしてあのアポロにもトイレがなかったとは。宇宙の謎を解き明かすのと同様、これは大問題。宇宙船内のトイレが開発されても、船外活動だってある。最新の船内トイレやオムツの様式、もう少し描いてほしかった。ユーモラスなようでいて、いたって真面目に描かれていて良かっただけに、そこが残念。2025/07/08
こふみ
19
重力の有る地球と、重力の無い宇宙の違いをトイレに特化して教えてくれます。しばらくの間、宇宙ロケットのニュースを見たらこの本を思いだしそう。2025/07/21
かお
10
宇宙のトイレ事情。最初に行ったときは、すぐ帰ってくる予定だったからトイレ問題は考えられてなかった!まさかのすぐ帰れず、ガマンとは。 ビニール袋トイレ、トイレの為に45分も時間がかかるとか。トイレの進化と共に、宇宙でのトイレ事情の難しさを紹介。 最後のウンチ情報も面白かった。2025/06/29
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
2016年、NASAは「宇宙ウンチチャレンジ」(130の国から2万人以上の応募、5000種類以上のアイディアがよせられた)をしていたんですね!生きていくうえでとても大切なこと。トイレに行ってウンチをするのが当たり前なのは、地球上でも限られた国の人たちだけ。2025/04/09
のんたろう
8
宇宙の絵本もいろいろあるけれど、トイレ問題にフォーカスしたのは面白い。子どもはウンチ大好きだし、わたしも知らないことばかりで面白かった。アポロ計画のときにはウンチ用のビニールに排泄し、バクテリアを殺す薬品を袋に入れてウンチごと揉んでいたそうでびっくり。けれども失敗もあったようで、その会話にも笑ってしまう。絵も内容にあっていて笑いを誘う。今も宇宙でウンチの研究は続けられているそうで、きっと災害時などにも役に立ちそう。2025/07/14
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