出版社内容情報
大昔の人類は、空に太陽がのぼるとともに起きて、しずむと寝るといった生活をしていました。その時代の人類がはじめてはかったものは「時間」だと考えられています。夜空にうかぶ月が丸くなったり細くなったりする「月の満ちかけ」を見て、時間をはかったのです。
やがて、狩猟・採集生活をしていた人類は、穀物を栽培するようになります。収穫量が増えてくると、それを売り買いするのに「かさ(体積)」や「重さ」をはかるようになります。このように、人類はさまざまな単位を必要に応じて発明していったのです。
『「目からウロコ」単位の発明!』は全5巻刊行。現在、私たちが日常的に使っているいろいろな単位について、漫画やイラスト・写真などでわかりやすく解説します。小学校算数単元「単位と測定」の理解を深めるのに役立つシリーズです。
〔第5巻〕 1g・1kgの感覚を知る/はかりは古代エジプトからあった!/中国の「黄河文明」では/日本の単位/単位の統一/体重は、はかる場所によってかわる?
目次
巻頭まんが1「アルキメデスの黄金調査」
2「ぼくたち1キログラム調査隊」
1 1g・1kgの感覚を知る
2 はかりは古代エジプトからあった!
3 中国の「黄河文明」では
4 日本の単位
5 単位の統一
6 体重は、はかる場所によってかわる?
著者等紹介
稲葉茂勝[イナバシゲカツ]
1953年東京生まれ。大阪外国語大学、東京外国語大学卒業。国際理解教育学会会員。子ども向け書籍のプロデューサーとして約1500冊を手がけ、「子どもジャーナリスト(Journalist for Children)」としても活動。2019年にNPO法人子ども大学くにたちを設立し、同理事長に就任して以来「SDGs子ども大学運動」を展開している
佐藤純一[サトウジュンイチ]
国立学園小学校校長・付属かたばみ幼稚園園長。小学校算数教科書著作者。全国の私立・国立・公立小学校100校以上の研究会に講師として参加。子どもと創る算数教育の普及に尽力している
小野崇[オノタカシ]
桐朋学園小学校理科教諭
荒賀賢二[アラガケンジ]
1973年生まれ。児童書の挿絵や絵本を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。