ほんとうにあったふしぎな話〈１〉ミイラのなぞ

桜井 信夫【文】/佐竹 美保【絵】

あすなろ書房（2022/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 88p／高さ 21cm
• 商品コード 9784751531518
• NDC分類 K916
• Cコード C8300

出版社内容情報

地球には、こんな不思議があったのか！にわかには信じがたい、世にも不思議な話を世界中から集めた「子どもノンフィクション」シリーズ、第１弾。



古代エジプトのミイラを中心に、ミイラの作り方、薬として服用された歴史など、ミイラにまつわる驚きのエピソードのほか、「ハーメルンの笛ふき男のなぞ」「オオカミに育てられた子ども」など、4編収録。

内容説明

古代エジプトのミイラを中心にミイラの作り方、薬として服用された歴史などミイラにまつわる驚きのエピソードを紹介した「ミイラのなぞ」ほか、３編を収録！

目次

ミイラのなぞ
黄金郷エルドラドのなぞ
ハーメルンの笛ふき男のなぞ
オオカミに育てられた子ども？

著者等紹介

桜井信夫［サクライノブオ］
１９３１～２０１０年。東京生まれ。國學院大學卒業。日本文芸家協会、日本民話の会会員

佐竹美保［サタケミホ］
富山県生まれ。イラストレーターとしてＳＦ、ファンタジー、児童書の世界で活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[りらこ]

この本に入っている話のうち３つは人間の持つ欲から生み出された話です。死後の世界も生前と同じように暮らしたい。魂と肉体の不滅を信じた産物としてのミイラの話。黄金郷を探しに命をかけて分け入っていった探検隊の話。街ぐるみで笛吹き男に対して賃金を出し渋った話。でもよく読むと人間の持つ欲からの話だけではなく、その根底にあるもの、事実としてはこちらなのではないか？という検証もされていたりして、ちょっと精神年齢の高いお子さんなら、そこにもまた興味を持つことでしょう。

2022/11/24

[すだ]

ハーメルンの笛ふき男について簡単に知りたくて児童書のこちらをチョイス。桜井信夫先生の文章は読みやすく、とても分かりやすかったです。 他にもミイラ、黄金郷エルドラド、オオカミに育てられた子どもについて学ぶことができました。長すぎず、短くもなく 、大人が読んでもそこそこに楽しめました。

2023/07/10

[梨子]

狼に育てられた子はカナリ盛ってるっぽい印象だったな。 ハーメルンの笛吹きは本当に謎。今となってはもうわからないだろうな。

2023/01/04