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出版社内容情報
西田 めい[ニシダ メイ]
編集
中島 梨絵[ナカジマ リエ]
イラスト
内容説明
日本という国は、どのようにして始まったのか?日本最古の歴史書『古事記』をわかりやすく紹介。10代から大人まで楽しめる古典入門!上巻は「天と地のはじまり」から第十一代天皇、垂仁天皇まで。
目次
天と地のはじまり
黄泉の国へ行くイザナギ
アマテラスとスサノオの誓約
天の岩屋戸ごもり
スサノオのヤマタノオロチ退治
オオアナムヂと因幡の素兎
根の堅洲国に行くオオアナムヂ
オオクニヌシの国づくり
国ゆずり
天孫降臨 日向国に天降るニニギ〔ほか〕
著者等紹介
西田めい[ニシダメイ]
1980年生まれ。兵庫県神崎郡福崎町出身。文筆家、編集者。児童書、古典関連の書籍の編集や執筆を手がける
中島梨絵[ナカジマリエ]
滋賀県出身。書籍の挿画や教科書、雑誌などを中心に、幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
背古巣
43
【干支本で年を始めませんか?(2023年は卯♪)】イベント参加本。図書館本の為に、 返却期限の関係から、今年最初の本にはなりませんでしたが、ご勘弁を…。兎が出てきました。"因幡の素兎"。この作品では「白兎」ではなく「素兎」と表記されていました。大黒さまが背負っていた大きな袋は、宝物ではなく、上の兄弟から持たされた色々なものだったのですね。末っ子で意地悪されてたみたい。ここで兎を助けたのを原因として、兄たちに命を狙われ大変な目に会いながら、偉くなっていくようです。面白かったです2023/01/13
読書は人生を明るく照らす灯り
19
古事記に興味あったけど、ずっと敬遠していた。パズドラやモンストをプレイしていたので、知ってる神様の名前が出てきて、読みやすかった。古事記面白い2024/01/03
ペンポン
1
分かったつもりでいた古事記も実は国譲りまででしかなく、海幸山幸が国譲りからどれくらい後のことかも分かっていなかった。神の名前も何度も触れていると、次第に拒絶感が薄れ、頭にも入り易くなる。引き続き下巻に移るが、次第に神話の世界から人の世界の物語になりそうだ。2022/11/14
ひろポン
0
古代日本人の心を知る 薄れつつある日本の考え方を整理できた。 西洋的な考えで上書きされている2024/12/05
紫陽花
0
梨木香歩さんの『椿宿の辺りで』などを読んで俄然古事記に興味が出て、手始めに読んでみた本。とっても面白い。現代にも残っている地名の由来となるものが古事記にあったりする。そして、いつ自分が知ったかもわからないけれど、あ、これこれ、知ってる、となった逸話も数多くあった。イザナミとイザナギの話、アマテラスが天の岩戸に隠れた話などなど。しかしなんとかヒコとかなんとかヒメがたくさん出てきて、人名が覚えられない。2023/03/07