出版社内容情報
村上春樹、大江健三郎、小川洋子、谷川俊太郎、重松清、江國香織など、現在活躍する日本の文学者を大きな肖像写真と共にコンパクトに紹介する、現代文学入門書。
目次
大岡昇平―小説なのにとことん調べて書く作家
安部公房―文学という実験
石垣りん―「生活詩人」と呼ばれた
田村隆一―言葉への断念
星新一―ショートショート一〇〇一編を書いた
向田邦子―思い出をあやつるエッセイスト
新川和江―女性詩の現代をひらいた詩人
谷川俊太郎―「はるかな国」から来た詩人
大江健三郎―故郷の村を描いたノーベル賞作家
杉みき子―すぐれた短編の書き手
あまんきみこ―空想という「真実」
安房直子―異世界を織る童話作家
工藤直子―いのちを見つめる詩人
立松和平―「いのち」を語る
村上春樹―世界で最も読まれている日本の作家
小川洋子―奇妙な人にやさしい作風
重松清―人間の弱点と希望を描く作家
江國香織―童話からの出発
著者等紹介
宮川健郎[ミヤカワタケオ]
1955年、東京都生まれ。立教大学文学部日本文学科卒業。同大学院修了。日本児童文学、日本近現代文学、国語科教育専攻。宮城教育大学助教授等をへて、現在、一般財団法人大阪国際児童文学振興財団(IICLO)理事長。武蔵野大学名誉教授。日本児童文学学会会長。宮沢賢治学会イーハトーブセンター理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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