出版社内容情報
すべての始まりの地で、かつての友との対決の時が迫る。ヒュラスよ、剣と妹を見つけだし、赤き峰をめざせ!感動の完結編。2年ぶりの帰郷。しかし、カラス族の魔の手はすでにアカイア全土におよんでいた。無敵の剣を取り戻した一族は暴虐のかぎりをつくし、民を苦しめ、反乱軍をみな殺しにしているという。これもすべてぼくのせいだ。あのとき短剣を奪われさえしなければ・・・。行方知れずの妹イシを、すぐにでもさがしに行きたいが、短剣をこの手に奪いかえし、こわさなければ、もっと多くの者が命を落とすことになる。妹と剣、どちらもあきらめることなどできない。すべての始まりの地で、かつての友との対決の時が迫る。ヒュラスよ、剣と妹を見つけだし、赤き峰をめざせ!
ミシェル・ペイヴァー[ペイヴァー ミシェル]
著・文・その他
中谷 友紀子[ナカタニ ユキコ]
翻訳
内容説明
“よそ者が剣をふるうとき、コロノス一族はほろびるだろう…”すべてのはじまりの地で、対決の時が迫る―ヒュラスよ、剣と妹を見つけだし、故郷の赤き峰をめざせ!青銅器時代のギリシアを舞台にした歴史冒険ファンタジーついに完結!
著者等紹介
ペイヴァー,ミシェル[ペイヴァー,ミシェル] [Paver,Michelle]
オックスフォード大学で生化学の学位を取得、ロンドンで弁護士として活躍したのち、執筆活動に専念する。石器時代のヨーロッパ北西部を舞台とした歴史ファンタジー『クロニクル 千古の闇』シリーズ(評論社・全6巻)は世界的ベストセラーとなり、最終巻の『決戦のとき』で2001年のガーディアン児童文学賞を受賞している
中谷友紀子[ナカタニユキコ]
神奈川県生まれ。京都大学法学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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