出版社内容情報
ある夜、小桜をのせた駕籠が、能面を付けた男に襲われた。このごろ路上に出没する辻斬りのしわざか?不穏な気配漂う江戸の町で、く…ある夜、小桜をのせた駕籠が、能面を付けた男に襲われた。このごろ路上に出没する辻斬りのしわざか?不穏な気配漂う江戸の町で、くのいち小桜が真実を知る!シリーズ完結編!
斉藤 洋[サイトウ ヒロシ]
大矢 正和[オオヤ マサカズ]
内容説明
ある夜、小桜をのせた駕籠が、能面をつけた男に襲われた!このごろ路上に出没するという辻斬りのしわざか…。不穏な気配ただよう江戸の町で、小桜が、真実を知る!!変幻自在のくのいちが奇妙な事件の謎を解く、シリーズ完結編!!
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年東京に生まれる。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞。1988年『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞を受賞。1991年「路傍の石」幼少年文学賞を受賞。2013年『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞を受賞
大矢正和[オオヤマサカズ]
1969年生まれ。日本大学理工学部建築学科卒業。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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花宴
8
シリーズ第4弾。完結編。辻斬りに襲われそうになった小桜。辻斬りの正体を知ってどうしても許せない。しかし打つ手なし。この事件もうやむやに?と思っていたら出てきたのが市川桜花。謎だった桜花の正体が明らかに。なんとなく状況がだぶるってるなあとは思いましたが、まさかあの酔狂な姉さん(※『白孤魔記』参照)だったとはね。忍犬半守の謎もあったし、もう少し続いてほしかったなー。2019/07/05
ミィ
5
これで最終巻なのか~。桜花やハンスに関しては、ちょっと消化不良な部分も。ともあれ、主人公の小桜はじめ登場人物が魅力的で、時代物の雰囲気も好きだったので、もっと見たかったなあ。2017/05/20
omasa
2
面白かった。これが最後の巻と知らずに読んでしまって残念。まだまだシリーズ続けていいと思うけどなぁ。主人公小桜が成長していくところが見てみたい、ロマンスもいいのでは。自分で考えて下手人を探し当てる犬のハンスは、一体何者なのかも気になる。子どもたちはこういうの好きかな?それにしても、斉藤洋さんの執筆量はすごい。2017/12/10
memom
2
くのいち小桜忍法帖 第4弾。これがシリーズ最終巻になるのかーと思うと一抹の寂しさも。おしゃれ好きで勝気な性格の橘北家の四郎小桜が主人公。幼さゆえの無鉄砲さにヒヤヒヤするシーンもあったけれど毎回楽しませてもらいました。歌舞伎の女形市川桜花の正体や、南蛮犬半守(ハンス)が喋るカラクリなど気になる謎は残るけれど、いまは小桜がどんなくのいちに成長するのか見届けたかったなーという気持ち。2017/04/13
yazue
0
うーん、これはやっぱり児童向けの話だなぁ!2017/03/26