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ぼくたちの相棒

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784751527627
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

レスターは、ひっこしてきたばかりで、ひとりぼっち。心を許せるのは、四歳のときから飼っている犬のビル・ゲイツだけ。一方、転入したクラスで出会ったジョージは、自分の犬のバートをとてもかわいがっていて、バートといっしょに、ある実験をはじめようとしていました。それは…。ふたりの少年と2ひきの犬がくりひろげる「特別な絆」の物語。

著者等紹介

バンクス,ケイト[バンクス,ケイト] [Banks,Kate]
アメリカ、メイン州生まれ。コロンビア大学で史学の修士課程修了。絵本の原作からYA作品まで、多数の児童書作品を手がける。『おつきさまはきっと』(講談社)でボストングローブ・ホーンブック賞を受賞するなど、様々な受賞歴がある。南フランス在住

シェルドレイク,ルパート[シェルドレイク,ルパート] [Sheldrake,Rupert]
イギリス、ノッティンガムシャー生まれ。ケンブリッジ大学で自然科学、ハーバード大学で哲学を学んだ後、ケンブリッジ大学で生化学の博士号取得。ロンドン在住

千葉茂樹[チバシゲキ]
1959年北海道生まれ。国際基督教大学卒業後、児童書編集者を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆか

48
すごくよかった。デンバーから引っ越してきて、不安だらけのレスターと、大好きな親友キラが引っ越してしまい、悲しみに暮れるジョージ。飼い犬の実験をすることで二人がゆっくり友達になっていくところがいい。そして二人の友情を結びつける手助けをしたジョージの妹のビビアンが可愛い。「ジョージは、思わず微笑んだ。ビビアンは、自分より年下なのに自分よりよっぽど人生のことをわかっているみたいな気がするときがある。」「ときには言葉が何の役にもたたないことがあるものだ。略レスターは、ただジョージの隣に座っていた。なにもいわずに」2016/03/31

ぱせり

14
この本は「文学」・・・であると同時にやっぱり「科学」の本である・・・いやいや、両者にそもそも垣根はないのではないだろうか、と読後の今は思っている。生きていくことも、物語ることも、出会い、別れ、また出会い、これから起こることを楽しみに待つことは、いつも不思議と感動がいっぱいなのだ、と気づかせてくれる。少年たちの、丁寧な歩き方が愛おしい。 2016/03/23

timeturner

9
フィクションとノンフィクションの「ハイブリッド」という手法も面白かったけど、ふつうの児童文学とはちょっと違う、不思議にふわふわと現実離れした少年たちの悩みっぷりが楽しかった。2015/12/30

Olga

6
親の都合で住み慣れた町や仲よしの友だちとも離れ、新しい町、新しい学校で暮らすことになったレスター。一番の仲よしが引っ越しでいなくなってしまったジョージ。それぞれに孤独を抱えたふたりが犬を――「犬は飼い主の帰宅時間がわかるか」という実験を通して――友情を育んでいく。2016/01/25

ちゃーちゃん

5
転校したばかりで友だちもいない、不安定な一人っ子のレスター。そこのクラスにいたジョージも親友が転校してしまってさびしかった。二人は犬を飼っていて、ジョージは「犬は飼い主の帰宅時間がわかるか」という研究実験を博士からEメールの助言を受けて続けている。レスターもその実験に参加することになり、友情も育まれていく。身近な疑問をテーマに研究する基本的な考え方も知ることができる。2016/01/10

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